世界中で約3人に1人の女性が罹患している膣感染症の一種である細菌性膣炎(BV)は、性感染症(STI)として再分類するべきことが、新たな研究で示唆された。BVは現在、女性の健康問題として扱われているが、女性だけでなくその男性パートナーの治療も行うことで、再発率が60%低下することが示されたという。モナシュ大学(オーストラリア)メルボルン性健康センターのCatriona Bradshaw氏らによるこの研究の詳細は、「The New England Journal of Medicine(NEJM)」に3月5日掲載された。