皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)の一般的なサブタイプとして、菌状息肉症(MF)およびセザリー症候群(SS)がある。これまで、難治性MF/SSに対する免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の単独療法または併用療法の有効性について、一貫した結果は得られていない。米・Abramson Cancer Center, University of PennsylvaniaのOmar Elghawy氏らは、自施設で抗PD-1抗体ペムブロリズマブによる治療を受けたMF/SS患者を後ろ向きに解析する症例集積研究を実施。結果をJAMA Dermatol(2025年4月2日オンライン版)に報告した。(関連記事「抗菌薬で皮膚T細胞性リンパ腫抑制を初報告」)