国際医療福祉大学循環器内科学講師の福岡良磨氏らが実施したWest Tokyo Heart Failure(WET-HF)レジストリ研究によると、日本の左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者の突然死発症率は、2011~21年の約10年間で虚血性および非虚血性心不全患者のいずれも低下傾向にあること、さらに虚血性心不全例と突然死のリスク上昇が有意に関連していることが示された。第89回日本循環器学会(3月28~30日)で発表した。