視力不良の糖尿病黄斑浮腫に硝子体手術は有効

日本臨床網膜研究(J-CREST)グループによる国内22施設共同後ろ向き研究

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 白内障を合併する糖尿病黄斑浮腫(DME)に対する手術治療として、日本では硝子体手術(VIT)と白内障手術(CS)が併施されることが多い。福井大学眼科学教室の山田雄貴氏らは、VIT+CS併施またはVIT単独を受けた日本人DME患者について、治療の有効性を術後12カ月間にわたり後ろ向きに解析。VITは、CSの有無にかかわらず解剖学的・機能的な改善に有効であったが、術前視力良好例では視力低下のリスクがあることをGraefes Arch Clin Exp Ophthalmol2025年5月6日オンライン版)に報告した。

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