日本赤十字社医療センター呼吸器内科の粟野暢康氏らは、診断群分類別包括評価(DPC)データベースから、気管支鏡検査中に直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)を使用した患者と使用しなかった患者の予後に関するデータを抽出し、後ろ向きに解析。「多変量で調整した解析の結果、DOAC非使用群に比べDOAC使用群の院内死亡率は有意に高かった」とIntern Med(2025年5月8日オンライン版)に報告した。