近視児へのレッドライト治療、網膜に悪影響も

長期治療に関する多施設研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 反復低出力レッドライト(RLRL)療法は、小児の近視進行を抑制するための有望な介入法として注目されているが、網膜の光受容体に対する長期的影響については十分に解明されていない。中国・Peking University People's HospitalのXinyi Liao氏らは、高解像度補償光学走査型レーザー検眼鏡(AOSLO)を用いて、RLRL療法の有無で近視小児の錐体光受容体密度の変化を比較する多施設後ろ向き研究を実施。RLRL療法が傍中心窩の錐体光受容体密度低下および一部の小児における網膜の微細な異常と関連している可能性が示唆されたとJAMA Ophthalmol2025年4月24日オンライン版)に報告した(関連記事「近視眼へのレッドライト治療で良好な成績」)。

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