急性心筋梗塞の死亡率上昇は医療体制「崩壊」の予兆 CVITが循環器救急診療の立て直しに向け提言 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 近年、国内のST上昇型心筋梗塞(STEMI)患者においてカテーテル治療後の死亡率が上昇しており、2019年の5.8%と比べ2023年には過去最高の6.5%に達した。日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)は5月15日に東京都でプレスセミナーを開催し、CVIT副理事長で岩手医科大学病院病院長/同大学内科学講座循環器内科分野主任教授の森野禎浩氏と、CVIT広報委員会委員・レジストリー実務小委員会J-PCIワーキンググループリーダーで京都大学循環器内科講師の山地杏平氏が登壇。「急性心筋梗塞(AMI)の救命率および死亡率の改善には、医療体制の整備が不可欠だ」(森野氏)と解説し、冠動脈カテーテル治療を行っている会員所属施設(559施設)および会員(2,095人)を対象に行った調査結果を報告するとともに、循環器内科医を取り巻く環境の変化と治療現場の課題を提示。医師の働き方に対する社会的な支援の必要性を訴えた。(関連記事「循環器内科医不足が深刻化、窮状訴え」「『医師の働き方改革』に揺れる循環器救急医療」) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×