骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)は保存治療が原則とされ、一般的に予後良好だが、遺残腰痛に悩まされる症例は少なくない。国立長寿医療研究センター整形外科部・脊椎外科医長の松井寛樹氏、同部の竹市陽介氏らは、自施設で入院保存治療を行ったOVF患者948例を1年間前向きに追跡し、遺残腰痛の危険因子を検討。結果を第98回日本整形外科学会(5月22~25日)で報告した。(関連記事「骨粗鬆症性椎体骨折に「安静」臥床」)