サトラリズマブ、投与間隔延長による再発抑制は

視神経脊髄炎スペクトラム障害治療、実臨床での知見を紹介

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 現在、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の治療には、サトラリズマブをはじめ5種類の生物学的製剤が使用可能となっており、高い有効性が示されている。そうした中、実臨床において個々の患者の状態に応じた生物学的製剤の使い分けや変更・中止などの判断も必要となってきている。九州大学大学院神経内科学教室診療准教授の眞﨑勝久氏らは、サトラリズマブの投与間隔延長に至ったNMOSD患者11例の臨床的特徴を後ろ向きに検討。投与間隔を延長しても、再発や副作用を生じることなく治療が継続できたことを第66回日本神経学会(5月21~24日)で報告した(関連記事「NMOSDを早期に専門医につなげるポイント」)。

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