RA新薬、有害事象にチャネリングバイアス?
上市後5年で有害事象発生率約25%低下
関節リウマチ(RA)患者は、主要心血管イベント(MACE)や静脈血栓塞栓症(VTE)、がんなど、さまざまな合併症リスクが高い。一部のRA新薬において、その使用により合併症リスクがさらに上昇する可能性が指摘されているが、こうした指摘にはチャネリングバイアス※が関係している恐れがある。スウェーデン・Karolinska InstitutetのViktor Molander氏らは、RA患者において生物学的製剤および分子標的型合成抗リウマチ薬(b/tsDMARDs)を開始した際の合併症発生率を、各薬剤クラスの市場導入からの経過期間および治療開始時の暦年に応じて、参照コホートとともに検討。市場導入から5年超経過後に開始した場合や2016年以降の使用では有害事象の発生率が約25%低下したことをAnn Rheum Dis(2025; 84: 716-725)に報告した(関連記事「CKD合併RAに生物学的製剤は有効かつ安全」)。
※適応の同じ薬剤同士が、リスクや予後が異なる患者に投与されるときに生じるバイアス。例えば、既存薬Aが無効な患者に対して有効性の高い新薬Bを投与した際に、リスクが高い重症患者への投与により有害事象が多く発生したにもかかわらず、その新薬は安全性が低いと認識してしまう場合など
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