MTX皮下注で急速関節破壊進行が抑制

経口薬抵抗性RA患者を12カ月追跡

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 関節リウマチ(RA)患者ではメトトレキサート(MTX)の経口薬と比べ、皮下注製剤は消化器症状が少ないとの報告があるが、経口薬からの切り替え例やX線による急速関節破壊(RRP)例に対するエビデンスは不足している。片山整形外科リウマチ科クリニック(北海道)院長の片山耕氏は、自施設でMTX経口薬抵抗性RA患者を対象にMTX皮下注を12カ月間投与し、有効性と安全性を検討。その結果MTX皮下注は高用量での投与が可能であり、MTX経口薬抵抗性RA患者における疾患活動性の改善に加え、RRPの進行抑制が示唆された」と第98回日本整形外科学会(5月22~25日)で報告した。(関連記事「MTX皮下注が難治RAの寛解達成を後押し」)

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