TYK2阻害薬がBio未治療の乾癬性関節炎を改善

デュークラバシチニブの第Ⅲ相POETYK PSA-1、2試験

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症の適応を有するチロシンキナーゼ(TYK)2阻害薬デュークラバシチニブ。オランダ・Leiden UniversityのDésirée van der Heijde氏は、生物学的製剤(Bio)未治療の活動性乾癬性関節炎(PsA)患者が対象の同薬第Ⅲ相POETYK PSA-1試験の結果を、欧州リウマチ学会(EULAR 2025、6月11日~14日)で報告した。それによると、16週時の米国リウマチ学会(ACR)PsA評価基準(8項目)におけるベースラインから20%以上の改善率(ACR20)はプラセボ群と比べデュークラバシチニブ群で有意に高かったという。さらに、米・Providence Swedish Medical CenterのPhilip J. Mease氏が発表した第Ⅲ相POETYK PSA-2試験の結果では、52週時点においてもデュークラバシチニブ群でACR20改善などが維持されていたことが分かった。

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