消化器外科の最先端技術を体感 第80回日本消化器外科学会・企業展示ブース 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 2025年7月16~18日に神戸コンベンションセンター(兵庫県)で第80回日本消化器外科学会が開催された。上部/下部消化管および肝胆膵領域を網羅する同学会には30社を超える企業が出展。さまざまな最新技術に触れようとする多数の参加者で賑わった。 実物を手に取る参加者たち オリンパスは超音波凝固切開装置「SONICBEAT」などに加え、ソニーおよび両社の医療事業合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズの3社で共同開発した外科用内視鏡システム「VISERA ELITE Ⅲ」を展開。IR(赤外線)観察、NBI(狭帯域光観察)、3D立体視などの機能を集約した同システムの強みをアピールしていた。医療機器メーカーのリブスメッド(LIVSMED)が展示する単回使用持針器「ArtiSential」は多関節構造の手術器具で、指や手首を動かすことで上下左右に360度動かせるend-effector(先端部分)を直感的に制御できるという。会場では、同機器を手にしながら展示担当者の話に耳を傾ける参加者の姿が見られた。 写真1. 展示ブース:オリンパス(上)、リブスメッド(下) 朝日インテックは、同社が製造販売する手術用ロボット手術補助ユニット「ANSUR サージカルユニット」を展示。同機器は「協働型助手ロボット」であり、助手の役割に特化することで、小型・軽量化を実現(大きさ最大:幅256cm、奥行187cm、高さ235cm、重量:350kg)。食道を除く一般消化器外科、泌尿器科および婦人科の腹腔鏡手術に使用できる。この他にも、神戸国際展示場3号館会場にはインテュイティブサージカルの「Da Vinci 5」、Medicaroidの「hinotori」の実物が展示され、手術支援ロボットを体験しようと多くの医師が集まっていた。 写真2. 展示ブース:朝日インテック(上)、インテュイティブサージカル(左下)、Medicaroid(右下) 会場の屋外には飲食スペースが設置され、参加者はキッチンカーの料理や日本消化器外科学会が提供するモロゾフのミニアイス「グラス オ ショコラ」を味わいながら親睦を深めていた。 写真3. 賑わう会場 (第80回日本消化器外科学会取材班) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×