わずか2分で自閉症児を鑑別

豪州・視線計測装置Gazefinderの精度検証

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 オーストラリア・La Trobe UniversityのKristelle Hudry氏らは、2~4歳の小児約200例を対象に視線計測(アイトラッキング)装置Gazefinderを用いて自閉症スペクトラム障害(ASD)の有無を鑑別する評価アルゴリズムの精度を検証し、結果をMol Autism2025; 16: 36)に発表した。GazefinderによるASD評価は、モニターの前に座って画面表示を約2分間注視するだけの簡便な方法であるため忍容性が高く、ASDの鑑別精度は曲線下面積(AUC)が0.82、感度が82%、特異度が70%と良好だった。(関連記事「長いスクリーンタイム、自閉症の徴候か」)

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする