日本発の腫瘍溶解性ウイルスが第Ⅲ相へ

サーブ・バイオファーマ/日本臓器製薬

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 鹿児島大学発のバイオベンチャーであるサーブ・バイオファーマと日本臓器製薬は、今年(2025年)8月、腫瘍溶解性アデノウイルス「Surv.m-CRA-1」(サバイビン反応性・多因子増殖制御型アデノウイルス1)について、骨軟部腫瘍(原発性骨腫瘍、悪性軟部腫瘍)および転移性骨腫瘍を対象とした国内における独占的なライセンス契約を締結した。10月ごろから本承認に向けた第Ⅲ相試験を開始し、2027年中の本承認取得を目指す。これを踏まえて両社は8月5日、東京都で共同記者会見を開催。サーブ・バイオファーマの創業者で取締役会長兼最高科学責任者/鹿児島大学大学院遺伝子治療・再生医療学分野教授の小戝健一郎氏、日本臓器製薬代表取締役社長の小西崇文氏らが登壇し、Surv.m-CRA-1の独自性や第Ⅲ相試験に向けた取り組みなどについて説明した。(関連記事「腫瘍溶解性ウイルス、希少がんで第Ⅱ相開始」)

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