肺がん疑いでも詳しい検査せず、脳や肝臓に転移し男性死亡...愛知の病院〔読売新聞〕 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 愛知県小牧市民病院は1日、肺がんが疑われた60歳代の男性の診察手順を誤り、死亡させるミスがあったと発表した。相続人に損害賠償金2300万円を支払うことで和解が成立した。 発表によると、2022年9月、健康診断の胸部X線検査で異常が見つかった男性の胸部CT(コンピューター断層撮影)検査をしたところ、肺がん初期のステージ1とみられる長さ19ミリの影を発見した。 10、12月の検査で2~3ミリ影が長くなっていたが、医師の判断ミスで患部の細胞を取るなどの詳しい検査をしなかった。23年7月には影が増大し、精密検査を実施したところ、肺がんのステージ4と判明。脳や肝臓などにもがんが転移し、24年11月に死亡した。 同病院は再発防止策を行うことを決めた。谷口健次院長は、「安心できる医療と信頼される病院づくりに努めます」とコメントした。 (2025年9月2日 読売新聞) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×