前糖尿病の血糖正常化、糖尿病移行率を上回る 日本人が最も高率、7万6,000例超のプール解析 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする オーストラリア・Deakin UniversityのNajmeh Davoodian氏らは、日本を含む8カ国で実施された前向きコホート研究19件・7万6,092例のプール解析で世界の前糖尿病者の転帰を検討。その結果、2型糖尿病への進行リスクには年齢、性、人種/民族による差があるものの、全体的には10年以内に前糖尿病から2型糖尿病へと進行する確率と比べ、正常血糖に回復する確率の方が高かったとLancet Glob Health(2025; 13: e1533-e1542)に発表した。人種/民族別に見ると、日本人は正常血糖への回復率が最も高かった。なお、本研究における前糖尿病、正常血糖の定義は、それぞれ空腹時血糖100~125mg/dL、100mg/dL未満とし、いずれも糖負荷試験などによる糖尿病の診断基準を満たさないことを条件とした。(関連記事「前糖尿病例で発症抑制は可能か」) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×