メタボ健診の運動指導にインターバル速歩が有用

「週60分以上」で改善効果

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 生活習慣病の予防を目的として、40~74歳を対象に行われる特定健康診査(メタボ健診)。高リスク者に対する特定保健指導において、運動の習慣化を阻害する最大の要因は運動時間確保の難しさである。そこで公立学校共済組合近畿中央病院(兵庫県)人間ドック病棟保健師/公認心理師/健康運動指導士の松尾直美氏は、生活習慣を大きく変更せず導入できるインターバル速歩に着目し、特定保健指導受診者に及ぼす影響を検討。その結果、「週60分以上の速歩を目標に加えた群では、体重や腹囲、肝機能、筋肉量など大半の評価項目で改善が認められた」と第66回日本人間ドック・予防医療学会(8月22~23日)で報告した。(関連記事「早歩きで冠動脈疾患リスクが低下」「特定健診受診率が高い県は透析導入率低い」)

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