日本救急医学会、日本外傷学会、日本臨床救急医学会、日本小児救急医学会は9月12日、道路交通法(道交法)で定められているチャイルドシートの着用義務について、現行の「幼児(6歳未満)」のみから「13歳未満または身長150cm未満」の小児に対しても拡張するよう、楠芳伸警察庁長官宛に法改正に関する陳情書を提出した。その理由として、国土交通省の試験では、身長150cm未満の小児がシートベルトを使用する際の安全性が確認できていないこと、不適切な体格での小児のシートベルト使用は重大な腹部および頸部の外傷を引き起こすリスクがあることなどを挙げている。