膝蓋腱炎に対するPRP療法、奏効の条件と限界

併用療法の可能性を探る

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 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)はバスケットボール、バレーボール、陸上競技などジャンプ動作を多用する競技で発生しやすい。第一選択は保存療法で、病態に応じてさまざまな治療が行われるが、中でも多血小板血漿(PRP)療法は最先端の再生医療として注目され、疼痛緩和および機能改善が報告されている。一方で、効果の個人差が大きいとの指摘もある。稲城平尾整形外科クリニック(東京都)の清水勇樹氏は、難治性膝蓋腱炎に対するPRP療法の奏効例と不奏効例を分ける要因および、体外衝撃波治療(ESWT)や簡易動注療法血管内治療(Transcatheter Arterial Micro-Embolization;TAME)との併用の有用性について検討。結果を、日本スポーツ整形外科学会2025(9月12~13日)で発表した。(関連記事「超音波検査でオスグッド病を早期発見!」)

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