転倒の予防には敏捷性運動が不可欠!

筋トレだけでは不十分

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 高齢者の骨折は、日常生活動作(ADL)やQOLを著しく低下させ、要介護状態につながるため、骨粗鬆症の予防や治療と並行して転倒予防が重要となる。他方、転倒予防には筋力強化だけでなく、バランスを崩した際に素早く足を踏み出す敏捷性が重要であることが分かっている。桂ガーデン整形外科(仙台市)リハビリテーション科の西條昌紀氏らは、地域在住高齢者に対する敏捷性運動が転倒予防に与える影響を検討。筋力強化(筋肉トレーニング)だけでは十分な転倒低減は得られず、敏捷性運動が不可欠であると第27回日本骨粗鬆症学会(9月12~14日)で発表した。(関連記事「転倒予防に薬減らし筋トレ+平衡運動を!」)

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