妊娠有害転帰で母親の心房細動リスク上昇

スウェーデン・妊婦220万例超の全国コホート研究

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 妊娠に関連する有害転帰を経験した女性は、心血管疾患(CVD)や認知症のリスクが高まることが知られている。しかし、妊娠有害転帰と心房細動(AF)の関連については十分に検討されていない。米・University of Texas Health Science CenterのCasey Crump氏らは、1973~2015年にスウェーデンで単胎分娩した全女性220万1,047例を対象とした全国コホート研究を実施。在胎不当過小(SGA)児出産を除く主要な妊娠有害転帰〔早産、在胎不当過大(LGA)児出産、子癇前症、その他の高血圧性疾患、妊娠糖尿病(GDM)〕を経験した女性では、短期および長期のAFリスクが有意に高かったとの結果を、JAMA Cardiol2025年10月22日オンライン版)に報告した。(関連記事「妊娠有害転帰で全認知症リスクが32%上昇」)

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