白血病に2剤目のBTK阻害薬が登場

有害事象のリスク少ないアカラブルチニブ

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 がん研有明病院(東京都)血液腫瘍科部長の丸山大氏は、アストラゼネカが3月11日に開催したオンラインメディアセミナーで慢性リンパ性白血病(CLL)をテーマに講演。同社が今年(2021年)1月22日に再発・難治性CLLの適応で承認を取得したブルトンキナーゼ(BTK)阻害薬アカラブルチニブ(商品名カルケンス)について、「CLLの治療は長期に及ぶため、有効かつ安全性の高い治療法が望まれる。BTK阻害薬でも有害事象のプロファイルが異なり、既存の薬に比べてアカラブルチニブは標的に対する選択性が高く、有害事象を引き起こすリスクが少ないと考えられる」と述べた。

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