ファイザーのコロナ経口薬、高い有効性示す

1,219例を対象とした中間解析結果

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大抑制の切り札として期待される経口薬の臨床応用が、日本国内でも現実味を帯びてきた。11月4日には英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が、米メルクと米ベンチャー企業リッジバック・バイオセラピューティクスが共同開発を進めてきた経口抗ウイルス薬molnupiravirを世界で初めて承認。同じくCOVID-19に対する経口抗ウイルス薬の開発を手がける米ファイザーは、同月5日にpaxlovidの第Ⅱ/Ⅲ相試験EPIC-HRの中間解析結果を発表。重症化リスクを有する軽症または中等症で非入院のCOVID-19患者に発症3日以内に同薬を投与したところ、非投与群に比べ入院または死亡リスクを89%低減させるという驚異的な効果を示したという。

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