低栄養状態が軽度認知障害の早期発見の鍵

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 アルツハイマー病(AD)の早期診断法や根治療法の開発が喫緊の課題となる中、新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野教授の池内健氏、春日健作氏、同研究所脳神経内科学分野の徳武孝允氏らの研究グループは、AD発症の高リスク群である軽度認知障害(MCI)の新たなバイオマーカーを同定したと発表。結果の詳細を、Nutrients2022; 14 :637)に報告した。「認知機能正常例と比べ、MCI例ではアルブミンや必須アミノ酸濃度が有意に低下していた。蛋白質の摂取状態とMCIの発症の関連が示唆された」と結論している。

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