日本初、住民ベースの疥癬研究を報告

有病率は10万人当たり53.4例

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 疥癬はヒゼンダニによる感染性皮膚疾患で、日本では年間に8万〜15万人が罹患すると想定されている。しかし正確な有病率は不明で、日本皮膚科学会の『疥癬診療ガイドライン(第3版)』に疫学の記載はない。九州大学大学院医療経営・管理学講座の山口征啓氏は、疥癬を対象とした日本初の住民ベースの研究を実施。有病率は10万人当たり53.4例だったことなどを第33回日本疫学会(2月1~3日)で報告した。

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