非接触型装置でクローン病の再燃を予測

MIT開発のEmerald

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 クローン病(CD)の評価には血液検査、便検査、内視鏡検査、画像検査などが用いられるが、再燃/寛解などの症状をリアルタイムに評価することは難しく、患者の身体的・経済的負担も大きい。米・Harvard Medical SchoolのJoshua Korzenik氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループが開発したCDの症状を家庭でも継続的に評価できる非接触型装置Emeraldの有用性を米国消化器病週間(DDW 2023、5月6〜9日)で報告。日常生活における睡眠、呼吸、歩行などのバイタルデータをWi-Fiのようなワイヤレス装置で受信・解析し、臨床データとともに機械学習させることで、早期にCDの再燃を予測できる可能性が高いと指摘した。

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