近年、睡眠の質が健康に及ぼす影響が注目されており、標榜診療科への「睡眠科」の追加も検討されている。睡眠の重要性が社会的に広く認識される中、株式会社S'UIMIN代表取締役社長の柳沢正史氏は、自宅で脳波を測定し、睡眠の時間や質を客観的に評価するInSomnografを活用した睡眠検査結果から得られた知見について第65回日本人間ドック・予防医療学会(9月6~7日)で発表。「昼間の眠気の有無などの主観的な睡眠の質にかかわらず、一定頻度で中等症以上の無呼吸治療を考慮すべき症例を発見できた」という(関連記事「在宅で高精度に閉塞性睡眠時無呼吸を評価」)。