柔整療養費、これでいいのか医科併給

看過できない厚生局の判断とは

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 柔道整復師による療養費の不正請求や保険金の不正受給に関連し、注目されているのが「医科併給」の問題だ。医療機関と接骨院での施術が同一月・同一負傷名で重複する場合は医科(病院)の請求を優先するという原則の下、保険請求および財源の適正化を図るものだが、「医科の管理下」の解釈をめぐり看過できない事案が発生しているという。トピー健康保険組合常務理事の原直人氏は、11月10日に開催された日本臨床整形外科学会(JCOA)シンポジウムで柔道整復(柔整)療養費支給に関する実態調査や、審査請求に対する関東信越厚生局の回答事例を挙げながら現状の問題点について解説。是正の必要性と実現に向け、医師に協力するよう強く訴えた。(関連記事「『整骨院』の名称、誤解招く恐れ」)

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