CD40L阻害薬、エリテマトーデスを有意に改善

第Ⅲ相臨床試験PHOENYCS GO

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 新規CD40L阻害薬であるdapirolizumabは、全身性エリテマトーデス(SLE)に対し幅広い調節作用を示すと考えられる。米・Duke UniversityのMegan E. B. Clowse氏は、標準治療に同薬を上乗せしプラセボ群と比較する第Ⅲ相臨床試験PHOENYCS GOの結果を米国リウマチ学会(ACR 2024、11月14~19日)で報告。「主要評価項目であるループス複合評価(BICLA)反応を達成した患者の割合は、プラセボ群の34.6%に対し、dapirolizumab群では49.5%と有意に高かった」と述べた。(関連記事「全身性エリテマトーデス、併用療法の効果は?」)

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