日本人ベーチェット病、関節炎伴うと疾患活動性高い

口腔内潰瘍、皮膚病変と関連あり

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 ベーチェット病(BD)は口腔内潰瘍、陰部潰瘍、皮膚病変、眼症状の4つを主病変とする全身性炎症性疾患だが、関節炎も多くの患者に認められている。香川大学膠原病・リウマチ内科の杉原幸一氏らは関節炎を有する日本人BD患者の特徴について検討し「これまでの報告と同様に、関節炎と口腔内潰瘍、皮膚病変との関連が示された。関節炎のない患者に比べ、疾患活動性が高くQOLが低いことも分かった」Sci Rep(2024; 14: 30416)に報告した(関連記事「結核はベーチェット病の発症リスク」)。

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