ピオグリタゾンで早老症の皮膚潰瘍リスク低下
ウェルナー症候群レジストリ
ウェルナー症候群はWRN変異によって引き起こされる常染色体劣性(潜性)遺伝の早老症で、日本における推定患者数は2,000例。若年期以降に白髪、脱毛、両側の若年性白内障などさまざまな老化の徴候が出現する。特徴的な症状の1つである難治性皮膚潰瘍は患者の約7割に生じ、疼痛を引き起こし下肢の切断を要するケースもあるなどQOLを著しく低下させる。千葉大学大学院内分泌代謝・血液・老年内科学の青野和人氏らはウェルナー症候群レジストリの解析によって、同患者の皮膚潰瘍の危険因子として高齢および収縮期血圧を同定、チアゾリジン系薬ピオグリタゾンによる治療が皮膚潰瘍リスクの低下に有意に関連するとAging(2024年12月2日オンライン版)に報告した(関連記事「日本人に多い早老症、予後改善も早期診断が課題」)。
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