日本では、小中高生の自殺者数が高止まりしている。米・テンプル大学ジャパンキャンパスのキタ幸子氏らは、自殺企図や自傷行為で入院した7~17歳の小児1,704例を対象とする横断研究を実施。その結果、男児や7~12歳児は致死率が高い手段を用いる傾向にあり、性や年齢に配慮した自殺予防策が求められるとGlob Health Med(2024; 6: 383-393)に報告した。(関連記事「思春期の引きこもりと不調が自殺に強く関連」「青少年自殺者、6割が精神的問題で受診せず」)