米・University of WashingtonのBrennan H. Baker氏らは、米国の妊婦450例を対象としたノンターゲットメタボローム解析(メタボロミクス)の結果、妊娠中にアセトアミノフェンを使用した妊婦から生まれた児では、注意欠陥・多動性障害(ADHD)リスクが増加する可能性があり、リスクは女児の方が高いかもしれないとNat Ment Health(2025年2月6日オンライン版)に報告。その機序として、胎盤における免疫経路の遺伝子発現の亢進を示唆するデータを提示した。(関連記事「アセトアミノフェン、児の神経発達症と関連せず」)