現在、国内外でさまざまな抗血栓薬が開発途上にある。日本医科大学武蔵小杉病院脳神経内科部長の長尾毅彦氏は、各抗凝固薬に関する臨床試験の最新データを概説し、海外で用いられている抗血小板薬なども含め新規抗血栓薬を広く紹介した上で、「特に第Ⅺ因子阻害薬のasundexian、milvexian、abelacimabなどが期待される」とSTROKE 2025(3月6~8日)で報告した。(関連記事「開発進むFⅪ/FⅪa阻害薬の最新知見」「次世代の抗凝固薬『第Ⅺ/Ⅺa因子阻害薬』はどうなった?」)