薬局のヒヤリ・ハット事例、火曜と金曜に多発

疑義照会の上位は投与量、同効薬の重複

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 厚生労働省医薬局総務課、医薬安全対策課は3月28日付で連名課長通知(医薬総発0328第1号、医薬安発0328第7号)を発出。日本医療機能評価機構が昨年(2024年)7~12 月に報告されたヒヤリ・ハット事例を収集し、分析した「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 第32回報告書」を公表した件について周知を依頼した。期間中の報告件数は6万3,391件(調剤1万739件、疑義照会5万2,549件)で、昨年1~6月の4万9,794件(同8,565件、4万1,166件)と比べ約1.3倍に増加したものの、年間では11万3,185件と2023年の11万6,472件から微減していた。曜日別の発生件数を見ると、火曜日が1万2,165件で最も多く僅差で金曜日の1万2,099件が続いた疑義照会内容の上位は、投与量、同効薬の重複だった。(関連記事「医師の責任重大!血液検査パニック事例」)

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