睡眠時無呼吸への舌下神経電気刺激、満足度高い

CPAP中止例に新たな選択肢

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対する標準治療は持続陽圧呼吸(CPAP)療法だが、鼻副鼻腔のトラブルやマスク装着に伴う不快感などによる中止例も少なくない。順天堂大学は3月26日、新たな治療選択肢として注目される舌下神経電気刺激療法に関するメディアセミナーを開催。同大学耳鼻咽喉科学准教授/順天堂医院睡眠・呼吸障害センター副センター長の井下綾子氏は同院の治療成績などを提示し、「舌下神経電気刺激療法は、CPAP療法を続けられない患者にとって満足度が高い治療法」と解説した。また、同院で舌下神経電気刺激療法を受けたお笑いトリオ・パンサーの菅良太郎氏は、患者としての体験や術後のQOL改善について話した。(関連記事「舌を制する者は睡眠時無呼吸を制する?」「睡眠時無呼吸に新治療法・舌下神経電気刺激」)

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