日本透析医学会は本日(4月21日)、全国の透析施設で次亜塩素酸ナトリウム溶液と酸性溶液の誤混入により塩素ガスが発生する事故が相次いで発生している事態を受け、各透析施設に対して食毒薬剤の管理体制を確認し、事故が発生しないよう適切な防止策の徹底を行うよう呼びかけた。 同様の事故は、昨年(2024年)9月2日に広島、今年3月26日には北九州の透析施設で報告されており、日本透析医学会、日本透析医会、日本臨床工学技士会、日本血液浄化技術学会が合同で注意喚起を行った。しかし今月18日に北海道千歳市の透析施設で再度事故が発生した。なお、日本透析医学会は関係学会と連携し、近日中に全国の透析施設を対象とした実態調査を実施する予定だという。