簡便な舌苔検査が急性虫垂炎の診断に有用

日本の単一施設前向きコホート研究

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 国立病院機構長崎医療センター医長の森英毅氏らは、急性虫垂炎の診断における舌苔検査の有用性を単一施設前向きコホート研究で検討。その結果、信頼性と妥当性が確認されている舌苔の定量評価指標である舌苔指数(Tongue Coating Index;TCI)の診断能は、急性虫垂炎の診断に広く用いられているAlvarado scoreと同等だったとEmerg Med J2025年4月1日オンライン版)に発表した。簡便で非侵襲的なTCIは、医療資源が限られた環境で特に有用な可能性があるとしている(関連記事「『NEJM総説』現代の急性腹症」)。

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