スペイン・Universitat Pompeu FabraのAna Giménez-Arnau氏らは、抗ヒスタミン薬に抵抗性を示す慢性特発性蕁麻疹(CSU)の成人患者における経口ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬rilzabrutinibの有効性と安全性を第Ⅱ相試験RILECSUで検討。その結果、rilzabrutinib 400mgの1日3回投与(1,200mg/日投与)により12週時点の蕁麻疹活動性、瘙痒、膨疹のスコアが有意に改善したとJAMA Dermatol(2025年4月23日オンライン版)に発表した(関連記事「抗ヒスタミン薬抵抗性の蕁麻疹への一手は?」)。