CIDPへのエフガルチギモド、東アジア人でも有効

ADHERE試験のサブグループ解析

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)は、四肢の筋力低下や痺れ感を伴う進行性・再発性の自己免疫疾患である。抗胎児性Fc受容体(FcRn)抗体フラグメント・ヒアルロン酸分解酵素配合製剤エフガルチギモド アルファ・ボルヒアルロニダーゼ アルファ皮下注製剤(以下、エフガルチギモド皮下注)は、成人CIDP患者を対象とした国際共同二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験ADHEREにおいて有効性と安全性が示されている(Lancet Neurol 2024; 23: 1013-1024)。千葉大学大学院脳神経内科学教授の桑原聡氏らは、ADHERE試験の東アジア人サブグループ解析を実施。東アジア人においても良好な結果が認められたと、第66回日本神経学会(5月21~24日)で報告した。

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