社会の高齢化により医療ニーズは高まる一方、医師の働き方改革が進められている昨今、医療現場ではチーム医療の実践が一段と問われている。中でも放射線科をはじめとする画像下治療(IVR)の現場は医師、看護師、技師など多くのスタッフが連携する最前線であり、各職種の専門性向上がタスクシフトを成功させる秘訣となる。ブラッコ・ジャパン社が6月3日に横浜市で開催した「Bracco Academy for Nurse」では、現場経験が豊富な医師、看護師、診療放射線技師の5氏が登壇。IVRに携わるスタッフを対象に、造影剤の種類や安全性をはじめ、共同意思決定(Shared Decision Making;SDM)やキャリア形成、IVRにおけるチーム医療について講演した。