「ダビンチ5」が患者バリューの高い医療を提供

安全で質の高い手術につながる新機能を紹介

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 今年(2025年)7月、インテュイティブサージカル合同会社の内視鏡手術支援ロボットda Vinchi(ダビンチ)の最新モデルであるダビンチ5サージカルシステム(以下、ダビンチ5)の国内販売が開始される。今回、データ処理速度の向上、高画質化、術者の身体的負担を軽減するエルゴノミクスなど、前モデルのダビンチXiから150以上の改良が加えられた。さらに鉗子にかかる圧力の感覚「力覚」がコントローラーを通して指先に伝わるフォースフィードバック機能が搭載され、安全性と操作性が向上。低侵襲手術の質と効率を著明に向上させることが期待される。同社が6月9日に開催したプレスセミナーでは、米・MD Anderson Cancer Center Department of Surgical Oncologyの生駒成彦氏が登壇。新たな医療の質の指標として「バリュー・ベースド・ヘルスケア」を提唱し、「医療のバリューは患者が決めるもの」と強調した上で「ロボット手術はバリューの高い医療を提供する手段の一つである」と述べた。(関連記事「『ダビンチSP』登場:切開創1カ所で手術可能」)

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