スウェーデン・Karolinska InstitutetのMalin Petersson氏らは、重症筋無力症(MG)患者の発症時のアルコールおよびニコチン摂取状況を検討した症例対照研究Genes and Environment in Myasthenia Gravis(GEMG)の結果について、「アルコール摂取にMGリスクとの有意な逆相関を認めた。ニコチンについては、たばこ、スヌース(嗅ぎタバコ)いずれからの摂取であってもMGリスク上昇との関連を認めたが、早期発症重症筋無力症(EOMG)ではその関連が著明であった」とNeurology(2025; 105: e213771)に報告している。