国内のHPVワクチン最新状況、がん予防効果は

求められるジェンダーレス接種

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本では、2013年6月にヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的勧奨の一時差し控えが行われた影響で、出生年度により女性のワクチン接種率に格差が生じている。また、男性に対する定期接種化は実現していない。大阪大学大学院産科学婦人科学の八木麻未氏は、国内におけるHPVワクチン接種の最新状況を第126回耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(5月27~30日)で報告。HPV関連がんの予防効果を解説し、HPVワクチンのジェンダーレス接種の重要性を指摘した。(関連記事「HPVワクチン、副反応論文の誤りを指摘」「母親はどう思う?男子へのHPVワクチン」「中咽頭がんが急増、男女ともワクチン接種を」)

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