ダパグリフロジンの腎保護効果、食塩過剰で減弱

慢性腎臓病患者で検証

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 慢性腎臓病患者では、レニン・アンジオテンシン(RA)系阻害薬の投与下でアルブミン尿が残存した場合、腎イベント抑制効果が得られないことが報告されており(Kidney Int 2004; 65: 2309-2320)、その背景として食塩の過剰摂取が指摘されている。国際医療福祉大学三田病院腎臓内科副部長/病院教授の西本光宏氏らは、慢性腎臓病患者におけるSGLT2阻害薬ダパグリフロジンの腎保護効果に対する食塩摂取の影響を後ろ向きに検討。食塩の過剰摂取がダパグリフロジンの腎保護効果を減弱する可能性があることを第68回日本腎臓学会(6月20~22日)で報告した。

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