厚生労働省は8月1日、医薬局医薬品審査管理課長通知(医薬薬審発0801第1号)「治療用放射性医薬品の非臨床試験と臨床試験デザインに関するガイドラインについて」を発出し、関係各所に周知した。同ガイドラインは、放射性医薬品評価推進事業(2023~24年度)および日本医療研究開発機構(AMED)における2025年度医薬品等規制調和・評価研究事業「セラノスティクス対応放射性医薬品の試験要件についての評価研究」(研究代表者:国立医薬品食品衛生研究所所長・斎藤嘉朗氏)における検討結果を受けて策定された。治療用放射性医薬品の開発促進、臨床試験における被験者の安全性確保などを目的としている。