エンパ追加が若年発症顕性遺伝性糖尿病に有効 低血糖や有害事象は増加せず:プラセボ対照二重盲検クロスオーバーMOD3ST試験 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 若年発症顕性遺伝性糖尿病(MODY、若年発症成人型糖尿病とも)の主な原因遺伝子は、GCK(MODY2)、HNF1A(MODY3)、HNF4A(MODY1)、HNF1B(MODY5)である。成人で多く見られるMODY3の標準治療はスルホニル尿素(SU)薬だが、低血糖および体重増量リスクが課題となっている。デンマーク・Steno Diabetes CenterのHenrik Maagensen氏らは、成人MODY3患者を対象にSGLT2阻害薬エンパグリフロジンの有効性と安全性を検討するプラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験MOD3STを実施。その結果、プラセボ群と比べ、エンパグリフロジン群では持続グルコースモニター(CGM)で評価した血糖値※1および空腹時血糖(FPG)値が有意に低下し、低血糖などの有害事象の増加は認められなかったと欧州糖尿病学会(EASD 2025、9月15~19日)で報告した。(関連記事「若年2型糖尿病は早期に複数の合併症を発症」) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×