東京都は、インフルエンザの流行期に入ったと発表した。定点医療機関から1週間に報告された感染者数が、9月22~28日に1機関あたり1・96人となり、流行開始の目安(1・0人)を超えた。昨年(11月4~10日)より1か月以上早い。 都内の小中学校や高校では9月1~28日、インフルエンザが原因とみられる学級閉鎖や休校などが46件発生し、17件だった昨年の3倍近くに上った。 都は、今後の本格的な流行が予想されるとして、こまめな手洗いや消毒、マスク着用などを呼びかけている。 (2025年10月3日 読売新聞)