3D全身撮影は一般的な皮膚疾患の遠隔診断に有用

課題はプライバシーと羞恥心

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 遠隔診療は医療現場の人手不足やコスト問題を緩和する有効な手段として注目されている。特に、画像ベースの診療が中心となる皮膚科領域はテクノロジーとの親和性が高く、導入が近年進みつつある。ドイツ・Technical University of MunichのSebastian Sitaru氏らは、三次元全身撮影(3D Total Body Photography;3D TBP)の一般皮膚疾患への応用を検討。3D TBPによる診断が、熟練した皮膚科医による対面評価と高い一致率を示したこと、一方で羞恥心などを理由に抵抗感を示す患者も一定数存在したことをJ Am Acad Dermatol2025; 93: 1277-1283)に報告した。(関連記事「皮膚科のオンライン診療、約30%が1回で完結」)

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